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『 立冬 』

『 立冬 』



紅葉のシーズンもいよいよ終盤にさしかかり、冬の気配を感じ始める季節となってきました。
11月は、暦の上では立冬にあたり冬が始まる季節とされています。

今回は立冬に関する雑学をご紹介します。


■ 立冬とは

古来の日本で使われていた旧暦には、季節の節目を24にわける二十四節気という考え方がありますが、立冬はこの第19季にあたり、冬が始まる頃のことをさします。
“立”は新しい季節の始まりを表す漢字。二十四節気のなかに、立春・立夏・立秋・立冬があり、四季それぞれの始まりのことをこのように呼びます。

立冬の前は霜降 (そうこう) 、後は小雪 (しょうせつ) です。
霜降とは“露が寒気に冷やされて霜となって降りる頃”の意味で、毎年10月22日頃から11月8日頃の立冬までの期間のことをいいます。
また小雪とは“ほんの少し雪が降り始める頃”をさし、毎年11月22日頃から始まります。


■ 2015年の立冬はいつ?

二十四節季では旧暦で具体的な日づけが決まっており、新暦で数えたときには毎年少しずつ違います。
2015年の立冬の期間は、11月8日から小雪 (しょうせつ) が始まる11月23日まで。
ちなみに2016年は11月7日から11月22日までとされており、今年と1日ずれていますが、例年だいたい1日前後する程度とされています。

また、二十四節気でいう“冬”の季節は、立冬から立春の前日までのことを指し、2016年の立春は2月4日とされています。
実際は2月というとまだまだ真冬のイメージですが、この頃から日が伸びるのを感じられるようになり、僅かながら気温もあがりはじめるそうです。


■ 立冬の食べ物

日本では、立冬には冬瓜(とうがん)を食べるというご家庭が多いようです。
実はこの冬瓜は夏が旬の夏野菜なのですが、“冬まで日持ちする”という意味から冬瓜と名付けられたそう。
温かいお吸い物やあんかけ等に良く合う、体を温めてくれる野菜です。
ビタミンCもたっぷり含まれているので、風邪予防にもいいですね。

中国のことわざに「立冬補冬、補嘴空」というものがあります。
これは「立冬の頃には、冬に備えて栄養補給をしなさい」という意味だそうで、中国では立冬は大事な日とされ、滋養のある食べ物を食べる風習があります。

南部では鶏や魚、北部では水餃子、台湾ではラムと漢方の煮込み料理など、地域によって異なる行事食で英気を養うようです。

ちなみに立冬は全国米菓工業組合によって『あられ・おせんべいの日』とされているそう。
こたつに入って、おせんべいを食べる姿は、日本の冬の風物詩ですね。


いかがでしたか。
日々を忙しく過ごしていると、あっというまに季節が移り変わってしまいますね。
ときには日本の四季を表す言葉を思い出して、季節を頭と体で感じてみてはいかがですか?

風邪やインフルエンザの流行るこの季節、体を温めてくれる食べ物を食べて滋養をつけ、本格的な冬に備えましょう。