鳥トリビア 〜鳥の世界一〜

鳥トリビア 〜鳥の世界一〜




2017年の干支は酉 (とり) です。今回はそれになぞらえて、「鳥」という生物のお話。

世界にはおよそ9,000種もの鳥が生息しており、その種類の豊富さゆえ、形・大きさ・生態などが非常にバラエティー豊かです。

なかでも鳥の中の「世界一」について、様々な分野からご紹介します。




■ 1: 世界一大きな鳥・小さな鳥



鳥類は種類が非常に多く、それゆえに形や大きさも様々です。そんな鳥類の中でも最も大きな鳥はダチョウで、大きな雄では体長2.5m・体重150kgにも達します。

さらには卵も鳥類最大で、直径15cm・重さ1.5kg。目玉焼きにすると、鶏の卵の20〜25個分にもなるのだそう。

一方世界で最も小さな鳥はマメハチドリです。体長は5cm・体重は2g程度にしか成長せず、その卵も直径6mm・重さ0.3g程度。

1円玉1枚の重さが1gだとすると、いかに小さいか、おわかりいただけるのではないでしょうか。



■ 2: 世界一速い鳥・遅い鳥



世界で一番速く飛ぶことができる鳥はハヤブサです。ハヤブサに小型の速度計を付けて計測した実験によれば、地上の獲物を狙って高所から急降下する際の最高速度はなんと時速387km。

新幹線の最高速度が時速300km程度と言われているので、新幹線をはるかに超える速さだということです。

一方世界で一番飛ぶのが遅い鳥は、アメリカヤマシギというぽっちゃり体型の鳥です。

求愛や誇示行動の際の飛行速度は時速8km。大人の早足が時速6km程度なので、その程度の速さで墜落せずに飛ぶのは、ある意味すごいことなのですが……。

またこのアメリカヤマシギは、リズミカルなステップでまるで踊るような歩き方をすることでもよく知られています。


■ 3: 世界一高く飛ぶ鳥・深く潜る鳥



世界一高い所を飛んだ記録を持つ鳥は、マダラハゲワシです。

海抜11,300mの上空で飛行機と衝突したことからその発見され、地球上に存在するあらゆる生物の中で最も高度に存在すると生物としても知られています。

世界最高峰のエベレストが海抜8,848mなので、その高さには驚かされます。
一方で、世界一深くまで潜ることができる鳥はエンペラーペンギンです。

最高で水深630mの深海まで潜ったという記録があり、また水深500m以上の深さで20分以上も続けて潜っていることができます。

ちなみに、マダラハゲワシとエンペラーペンギンが、酸素の非常に乏しい高所と深海で活動できるのは、酸素を体にたっぷりと溜め込む特殊な機能が発達しているためです。







とても種類の多い鳥類ですが、実はいまだに新種が発見され続けています。

今後も、まだ知られざるすごい能力を持った鳥が発見されるかもしれません。